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TSLP技術を基盤とした創薬ビジネスモデル
株式会社Abrax Japanは、ペンシルベニア大学の上林拓博士の研究成果であるTSLP(胸腺間質性リンパ球新生因子)関連発明の知的財産について、全世界での独占的ライセンス契約を締結。この技術を基に、アトピー性皮膚炎、肥満、脂質異常症といった疾患に対する画期的な治療薬を開発する創薬ビジネスを展開。開発した治療薬は、既存薬のデータを活用できる申請経路(505(b)(2)など)を利用し、迅速なFDA承認を目指す。将来的には、TSLP技術を用いたスキンケア製品への展開も計画している。
ターゲット顧客
主なターゲットは、既存の治療法に満足していない、あるいは副作用に懸念を持つ患者層。具体的には、ステロイド外用薬の長期使用や副作用に不安を感じるアトピー性皮膚炎患者(例:30代女性)や、スタチン系薬剤の服用に抵抗があり、心血管疾患リスクに不安を抱える脂質異常症患者(例:50代男性)などが想定される。
提供価値
既存治療法が持つ副作用のリスクや対症療法が中心であるという課題に対し、「自己の皮膚機能を活用する安全性の高いアプローチ」を提供。皮膚に塗布する外用薬という低侵襲な方法で、皮膚のバリア機能正常化や脂質代謝の改善といった根本的な体質改善を促す。これにより、副作用を懸念する患者や生涯にわたる薬物治療に抵抗を感じる患者に対し、「根本的な体質改善への期待」という本質的な価値を提供する。
収益モデル
ペンシルベニア大学が持つTSLP関連発明の知的財産に関する全世界での独占的ライセンス契約に基づき、治療薬を開発。開発パイプライン(F275, ABX-919, AJ04など)の臨床試験を進め、アメリカ食品医薬品局(FDA)などの承認を得て製品化することを目指す。ABX-919では、既存承認薬のデータを活用できる新薬承認申請(NDA)505(b)(2)経路を利用し、開発の迅速化を図る戦略をとっている。
