株式会社クオリプス

iPS細胞を使った世界初の心筋細胞シートをはじめ様々な細胞製品の研究開発・製造を通じて医学・医療の発展に貢献し『いのち』と『笑顔』を広げます

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ビジネスモデル

iPS細胞由来心筋細胞シートとCDMO事業で重症心不全治療に挑む大学発ベンチャー

株式会社クオリプスは、大阪大学発のベンチャー企業として、ヒトiPS細胞由来の再生医療等製品の研究・開発を行っている。主要なパイプラインは、重症心不全患者を対象とした「ヒトiPS細胞由来心筋細胞シート」であり、2025年4月に厚生労働省へ製造販売承認申請を完了。承認後は、自社での直接販売や第一三共株式会社を通じた販売を目指す。製品承認前から収益を確保するため、ラボ一体型の商業用細胞培養加工施設「CLiC-1」を活用した製造開発受託(CDMO)事業も展開している。

ターゲット顧客

主な顧客は、心臓移植や人工心臓以外に有効な治療法がない重症心不全患者(特に虚血性心疾患)と、これらの患者を治療する心臓外科医や専門医療機関。既存治療の限界やQOLの著しい低下に苦しむ患者、そして打つ手がない状況に無力感を覚える医師の双方に、新たな治療の選択肢を提供する。

提供価値

iPS細胞由来心筋細胞シートは、心臓に移植することで心機能自体の回復を促し、患者のQOLを劇的に向上させる可能性を秘めている。これは機能を代替するだけの補助人工心臓やドナー不足が深刻な心臓移植とは異なり、「根本治療」を目指す新たな治療選択肢となる。これまで治療法が限られていた患者に希望を与え、心不全治療のパラダイムを変える価値を提供する。

収益モデル

現在の収益源は、商業用細胞培養加工施設「CLiC-1」を活用した製造開発受託(CDMO)事業である。将来的には、「ヒトiPS細胞由来心筋細胞シート」の承認後、医療機関への直接販売が主要な収益源となる計画。また、第一三共株式会社が国内販売オプション権を行使した場合は、同社への製品販売も収益源となる。海外展開については、製薬企業等へのライセンス供与を検討している。

分析イメージ
※AIによるイメージ図です