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動物薬でデータを取得しヒト用医薬品開発に繋げる「One Health」創薬モデル
株式会社エピトマップは、まず犬用の医薬品として開発し、そのデータを基にヒト用医薬品の開発に繋げるという巧みな開発戦略を採用している。動物薬はヒト用医薬品に比べて開発期間の短縮とコストの大幅な削減が期待できる。この戦略により、まず犬のアレルギー治療薬で有効性と安全性のデータを取得し、その実績をもってヒト用医薬品開発のライセンスを国内外の製薬メーカーに提供することで、開発リスクを低減しつつ収益を得る事業モデルを計画している。この戦略は「One Health」の理念を体現しており、成功確率を高めながら効率的に事業を進める強みとなっている。
ターゲット顧客
当面の主要な顧客は、開発した医薬品候補の権利を導出し、共同開発や販売を行う国内外の製薬会社である。特にヒト用医薬品は、動物薬での臨床試験データを価値として大手製薬会社とのライセンス契約を目指す。最終的なエンドユーザーは、アレルギー等に悩む患者や、ペットの健康を願う飼い主、そして治療にあたる医師・獣医師となる。
提供価値
致死率が極めて高い猫伝染性腹膜炎(FIP)や、多くの犬・人が苦しむアレルギー疾患に対し、従来の対症療法ではなく「根治」を目指す画期的な治療選択肢を提供する。これにより、動物や人のQOL(生活の質)を劇的に改善し、飼い主や患者、治療の限界を感じていた獣医師や医師の「治しきれない」という課題を解決する。
収益モデル
ヒト用医薬品は、動物薬で得た臨床試験データと共に開発製造販売権を国内外の製薬メーカーへライセンスアウトし、契約一時金、開発進捗に応じたマイルストーン収入、製品化後のロイヤリティ収入を得る。動物用医薬品は、日本国内では日本全薬工業株式会社との独占的ライセンス契約を締結済みであり、海外展開では現地の動物薬メーカーとの提携を計画している。
