株式会社FOMM

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ビジネスモデル

水害から命を守る超小型EVで、アジアのモビリティ課題を解決

株式会社FOMMは、「First One Mile Mobility」をコンセプトに、近距離移動に最適化された超小型電気自動車を開発するR&D型メーカー。主力製品「FOMM ONE」は、世界最小クラスの4人乗りEVでありながら、水害時に水に浮き、水面を移動できる独自機能を備える。タイを主要市場とし、車両販売に加え、出光興産などと連携したバッテリー交換サービスや、既存ガソリン車をEV化するコンバージョン事業も展開。社会課題解決とビジネスを両立させるモデルを構築している。

ターゲット顧客

主なターゲットは、タイの都市部に住む世帯のセカンドカー利用(通勤、買い物、子供の送迎など)。慢性的な交通渋滞と頻発する道路冠水に悩む層に訴求する。また、日本では公共交通が衰退する地方の高齢者や、災害時の避難手段を求める人々もターゲットとなる。カーシェアリングサービスでの導入事例もある。

提供価値

最大の価値は、東日本大震災の教訓から生まれた「命を守る」機能。水害時に水に浮き、自力で避難できる可能性を提供することで、ユーザーに安心感を与える。また、コンパクトな車体は都市部の渋滞や狭い道での扱いやすさを、防水設計は冠水路での走行を可能にし、日常的な移動の「不便」と「不安」を解消する。さらに、手軽な近距離移動手段として「ファースト・ワン・マイル・モビリティ」の課題解決にも貢献する。

収益モデル

収益の柱は主に3つ。第一に、主力製品「FOMM ONE」の車両販売(日本での価格は2,750,000円から)。第二に、バッテリー交換サービス事業。出光興産のSS網などを活用し、充電切れの心配なく走行できるバッテリー交換ステーション網の展開を目指す。第三に、既存のガソリン軽自動車をEVに改造するコンバージョンEVサービス。これらに加え、バッテリー情報を管理するクラウドサービス「Battery Cloud Service」も開発している。

分析イメージ
※AIによるイメージ図です