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ビジネスモデル
重症心不全患者に対するテイラーメイド方式心臓サポートネット治療の事業化
株式会社iCorNet研究所は、名古屋大学発のベンチャー企業として、拡張型心筋症に代表される重症心不全患者向けの「心臓形状矯正ネット」を研究・開発している。心臓移植や補助人工心臓(VAD)に代わる新たな治療選択肢として、患者一人ひとりの心臓形状に合わせてネットを設計・製造する「テイラーメイド方式」を特徴とする。これにより、病気の進行を緩やかにし、患者のQOL向上を目指す。事業化にあたっては、早期の保険適用を目標としている。
ターゲット顧客
主な顧客は、重症心不全患者の治療を行う大学病院や心臓外科を持つ基幹病院などの医療機関。治療対象となるのは、薬物治療では効果が不十分で、心臓移植や補助人工心臓(LVAD)植え込みに至る前の段階にある重症心不全患者(特に拡張型心筋症患者)。また、治療を執刀する心臓血管外科の医師も重要なターゲットとなる。
提供価値
患者に対しては、心臓の拡大(リモデリング)を物理的に抑制し、病気の進行を遅らせることで、QOLの維持・向上、心臓移植の回避または待機期間の延長という価値を提供する。外科医に対しては、患者個別に最適化されたネットにより術中の煩雑なサイズ調整が不要となり、手術時間が約1〜2時間に短縮される。これにより、低侵襲な手術が可能となり、患者の身体的負担と合併症リスクを低減できるという価値を提供する。
収益モデル
具体的な料金モデルに関する記述はないが、開発した心臓サポートネットの早期の保険適用を目指している。治験を経て薬事承認を得た後、医療機器として病院に販売し、保険診療を通じて収益を得るモデルが想定される。
