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農業流通のDXを推進するクラウド型プラットフォーム「nimaru」
株式会社kikitoriは、紙・電話・FAXが主流のアナログな農産物流通の現場に対し、クラウド型プラットフォーム「nimaru」を提供し、サプライチェーン全体のDXに取り組む。生産者から消費者までの流通プロセスをデジタル化することで、業務の非効率性、機会損失、フードロスといった業界の課題を解決し、持続可能な農業流通の実現を目指している。
ターゲット顧客
主な顧客は、青果流通のサプライチェーンに関わる事業者であり、具体的には「JA(農協)の集荷担当者」、「卸売市場のセリ人・仲卸業者」、「個人の生産農家」、「大規模な出荷団体や生産法人」などが挙げられる。これらの顧客は、手作業による集計業務の負担、情報の属人化、リアルタイムな情報共有の欠如といった課題を抱えている。
提供価値
「nimaru」は、電話やFAXで行われていた受発注業務をデジタル化することで、現場に複数の価値を提供する。第一に「効率化」であり、JA晴れの国岡山の事例では入力作業が4時間から15分に短縮された。第二に、入荷前に出荷情報をデータで正確に把握できるため、需給のミスマッチを防ぎ「機会損失を削減」する。第三に、正確な情報共有により過剰な発注を防ぎ「フードロスの削減」に貢献する。最後に、プラットフォーム上で流通の各プレイヤーが繋がることで「新規販路開拓の可能性」も生まれる。
収益モデル
JAや卸売会社といった流通事業者が利用料を支払うBtoBのサブスクリプションモデルと推測される。このモデルにより、流通事業者は出荷予測や実績情報をリアルタイムにデータで把握し、計画的な販売戦略を立てることが可能になる。一方、生産者はシステムを無料で利用でき、電話やFAXでの報告といった煩雑な作業から解放され、生産活動に集中できるというメリットを享受する。
