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ビジネスモデル
医薬品のライセンスアウトを主軸とする研究開発型ビジネス
キノファーマは、京都大学との産学連携で医薬品の研究開発に取り組む大学発ベンチャーである。自社で創製した医薬品候補化合物を製薬会社などに導出(ライセンスアウト)し、その対価として収益を得る研究開発型のビジネスモデルを採用している。現在は承認された治療薬がない子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)の治療薬開発を最優先事業として取り組んでいる。
ターゲット顧客
子宮頸がん検診で「子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)」、特に軽度(CIN1)または中等度(CIN2)と診断された20代から40代の女性。彼女たちは、承認された治療薬が存在しないため、「がん化するかもしれない」という恐怖と隣り合わせのまま、数ヶ月から数年にわたり定期的な検査を受け続けなければならないという深刻な精神的・身体的苦痛を抱えている。
提供価値
これまで「経過観察」という打つ手のない状況で不安を抱え続けるしかなかった女性たちに、手術以外の方法で積極的に治療し、治癒を目指すという新たな選択肢を提供すること。これにより、患者は「がん化への不安からの解放」という心理的な価値を得られる。さらに、外科手術である円錐切除術に伴う身体的負担や、早産・流産のリスク上昇といった将来の妊娠への影響を回避できる可能性がある。
収益モデル
自社で創製した医薬品候補化合物を製薬会社などに導出(ライセンスアウト)し、その対価として収益を得る。主な収益源は、契約締結時に受け取る「契約一時金」、開発の進捗段階(臨床試験の各フェーズなど)に応じて受け取る「マイルストーン収入」、そして製品が上市された後に、その売上高の一定比率を受け取る「ロイヤリティ収入」である。
