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「NanoSuit溶液」の物販、技術ライセンス、受託サービスの3本柱で、ライフサイエンスからフードロス削減まで幅広い課題解決を目指す
株式会社ナノスーツは、浜松医科大学発の「NanoSuit技術」を核に事業を展開する大学発ベンチャーです。事業は主に、研究者向けに「NanoSuit溶液」を販売する物販事業、電子顕微鏡での受託観察事業者へ技術を供与するライセンス事業、そして顧客の試料を預かり観察を代行する受託観察サービスの3つで構成されています。これにより、ライフサイエンス分野の研究開発を加速させるだけでなく、食品の鮮度保持によるフードロス削減や、医療診断の迅速化・高感度化といった社会課題の解決にも貢献しています。
ターゲット顧客
主な顧客は、大学や公的研究機関に所属するライフサイエンス(生物学、医学、農学)、材料科学、ナノテクノロジー分野の研究者です。また、民間企業では食品、化粧品、化学、製薬、半導体業界などの開発・品質管理部門が対象となります。さらに、電子顕微鏡での受託観察サービスを提供する事業者も技術ライセンスの顧客となります。
提供価値
NanoSuit技術は、電子顕微鏡観察における2つの大きな課題を解決します。第一に、従来2日間を要した煩雑な前処理工程をわずか数分に短縮し、研究開発のサイクルを劇的に高速化します。第二に、化学固定や乾燥が不要なため、試料の収縮・変形といった偽像(アーティファクト)の発生を防ぎ、これまで見ることができなかった「生きたまま」「濡れたまま」の真の姿を観察できるという質的な価値を提供します。
収益モデル
収益は主に3つのモデルで構成されています。 1. NanoSuit溶液の物販: 大学や企業の研究者を主な顧客とし、総代理店である日新イーエム株式会社を通じて国内外に販売しています。 2. 技術ライセンス: 電子顕微鏡での受託観察サービスを提供する事業者を対象に、NanoSuit観察法をライセンス供与します。 3. 受託サービス: 自社での観察が困難な試料を持つ研究者や企業から試料を預かり、観察を代行します。料金は個別見積もり形式です。
