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ビジネスモデル
次世代半導体材料「酸化ガリウム」ウエハの製造・販売と将来のファブレス展開
株式会社ノベルクリスタルテクノロジーは、新しい半導体材料「酸化ガリウム」の普及を目的として2015年に設立された、株式会社タムラ製作所からのカーブアウトベンチャーであり、情報通信研究機構(NICT)の技術移転ベンチャー。現在は、主に企業や大学などの研究開発用途として酸化ガリウム(Ga2O3)のエピタキシャル膜付基板(エピウエハ)や単結晶基板を製造・販売している。将来の量産フェーズでは、酸化ガリウムダイオードやトランジスタの製造をファウンドリに委託するファブレスでの事業展開を計画している。
ターゲット顧客
現在の主な顧客は、酸化ガリウムの研究開発を行う世界中の大学、公的研究機関、企業である。将来の量産フェーズにおけるターゲット顧客は、既存のSiCやGaNデバイスの顧客と重なり、具体的には自動車業界(EVメーカー、Tier1サプライヤー)、産業機器メーカー、データセンター事業者、再生可能エネルギー関連事業者などが想定される。
提供価値
酸化ガリウムがもたらす本質的な価値は主に4点ある。1) SiCやGaNを上回る究極の低損失によるエネルギー効率の最大化。2) 発熱が少ないことによる冷却システムの簡素化・小型化を通じた、機器の小型軽量化とコスト削減。3) 優れた絶縁破壊電界強度による高耐圧性能で、EVの800Vシステム化などを加速。4) 低コストな融液成長法による量産可能性があり、高性能なパワー半導体を安価に供給できる可能性がある。
収益モデル
現在の収益モデルは、主に企業や大学などの研究開発用途向けに酸化ガリウムのエピウエハを販売することによる。将来の量産フェーズにおいては、自社でデバイスの大量生産は行わず、ファウンドリに製造を委託するファブレスモデルでの展開を計画している。
