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研究開発とSaaSの両輪で企業のDXを推進する「共進化」モデル
株式会社PKSHA Technologyは、「AI Research & Solution事業」と「AI SaaS事業」の2つのセグメントで事業を展開。前者はパートナー企業の個別課題に対し、共同研究開発からオーダーメイドのAIアルゴリズム開発までを一気通貫で行う。後者は、そこで得られた成果を基に、AIチャットボットやFAQシステムなどの汎用的なプロダクトをSaaS形式で提供する。製品が導入企業のデータを活用して学習・改善を続ける「共進化」の仕組みにより、製品は顧客の業務プロセスに深く最適化され、高いスイッチングコストを構築。これが低い解約率と安定したストック型収益に繋がり、強固な財務基盤を築いている。
ターゲット顧客
主なターゲットは、コンタクトセンターを運営する大企業(金融、保険、通信、EC)、社内ヘルプデスクを持つ大企業の人事・総務・IT部門、そして技術伝承に課題を抱える製造業(自動車、電機、機械など)の設計・保全部門である。役職としては、カスタマーサポート部門の責任者、バックオフィス部門の管理職、製造・品質管理部門の責任者などが挙げられる。
提供価値
コンタクトセンター向けには、定型的な問い合わせの自動化によるオペレーターの負荷軽減と顧客満足度の向上を提供。社内ヘルプデスク向けには、問い合わせ対応の自動化による担当者の負担軽減と、ナレッジの属人化防止を実現する。製造業向けには、社内に散在する設計書や報告書などのデータをAIが解析し、属人化していた「暗黙知」を誰もがアクセス可能な「形式知」へと変換することで、技術伝承の促進、開発リードタイムの短縮、生産性向上に貢献する。
収益モデル
事業は2つの収益モデルで構成される。「AI Research & Solution事業」は、共同研究開発やオーダーメイドのソリューション提供によるプロジェクトベースの収益モデル。「AI SaaS事業」は、解約率が0.63%(2023年10月-2024年8月平均)と非常に低く、新規ユーザーの増加に伴い収益がストック型で逓増するリカーリングレベニューモデルである。
