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汎用・即納型T細胞製剤で、従来の細胞療法の課題を解決
リバーセル株式会社は、iPS細胞などから誰にでも投与できる「他家移植」用のT細胞を作製し、汎用性が高く即納可能な「Off-the-shelf(既製品)」のT細胞製剤を提供することを目指しています。これは、患者自身の細胞を用いる従来の「自家細胞療法」が抱える、高コスト、治療用細胞の準備に時間がかかる、品質が安定しないといった課題を解決するものです。あらかじめ第三者由来のiPS細胞からキラーT細胞を大量生産して凍結保存しておくことで、必要な時にすぐ使える治療法として、がんや感染症といった免疫関連疾患に対する新しい治療法の提供を事業目的としています。
ターゲット顧客
直接の顧客は、開発したT細胞製剤を導入し、共同で臨床開発や販売を行う「製薬企業」や、最終的に承認された製剤を患者に投与する「医療機関(病院・クリニック)」です。治療の最終的な受益者は、既存の治療法では効果が得られなかったり、再発してしまったりしたがん患者、特に自家CAR-T療法が適用できない、またはより迅速な治療を必要とする患者です。
提供価値
提供する本質的な価値は、「いつでも、誰でも、安定した品質の治療を受けられる」という「治療へのアクセシビリティ」の劇的な向上です。他家iPS細胞を用いることで、高品質な細胞シートを「Off-the-shelf(既製品)」として大量生産・冷凍保存が可能になります。これにより、患者はドナーを待つ必要がなくなり、身体的・精神的負担が軽減されます。医師は品質が安定した治療法をいつでも選択でき、患者家族は量産化によるコストダウンと待機時間解消による精神的苦痛の軽減が期待できます。
収益モデル
自社で開発したT細胞製剤を製薬企業や医療機関に提供するBtoBモデルです。具体的には、製薬企業とのパートナーシップを通じて共同で臨床開発や販売を行うことが想定されます。自家CAR-T療法が1回数千万円と超高額であるのに対し、大量生産によるコスト削減効果を活かし、より安価な既製品として提供することを目指しています。
