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鼻腔粘膜細胞シートで難治性中耳炎の根治を目指す、再生医療ビジネス
株式会社Re-entは、東京慈恵会医科大学発の再生医療ベンチャーです。患者自身の鼻粘膜から「鼻腔粘膜細胞シート」を作製し、真珠腫性中耳炎の手術後に移植することで、中耳粘膜を再生させ再発を防ぐ新しい治療法を開発しています。現在は医師主導治験を進めており、将来的には再生医療製品として国の承認を得て保険収載されることで、医療機関への販売を通じて収益を上げるビジネスモデルを目指しています。
ターゲット顧客
主なターゲットは2種類存在します。1つ目は「真珠腫性中耳炎の手術を受けたが、再発や後遺症に苦しむ患者」です。彼らは度重なる手術の身体的・精神的苦痛や、聴力低下、再発への恐怖といった深刻な悩みを抱えています。2つ目は「再発リスクを抱えながら難易度の高い手術を執刀する耳鼻咽喉科医」です。彼らは、既存の手術では再発を確実に防げないことにもどかしさを感じており、より確実で患者のQOLを高められる治療法を求めています。
提供価値
患者には「再発の恐怖からの解放」と「失われた日常の回復」という価値を提供します。手術の連鎖から解放され、聴力改善や後遺症軽減により、自分らしい人生を取り戻すことを可能にします。医師には「より確実な治療手段の提供」と「患者への希望の提供」という価値を提供します。手術の成功率を高め、再発率を劇的に下げる可能性のある新たな武器を手に入れることで、難治性疾患に苦しむ患者を救うという使命感を満たします。
収益モデル
開発中の「鼻腔粘膜細胞シート」が再生医療製品として国の製造販売承認を取得し、中央社会保険医療協議会で薬価が決定され保険収載されることが収益化の前提となります。保険適用後、医療機関が保険診療として患者に治療を提供できるようになり、同社は製品を医療機関に販売することで安定した収益を得るモデルです。現在は実用化に向けた医師主導治験の段階にあります。
