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ビジネスモデル
免疫多様性解析を基盤とした、製薬企業・研究機関向けの診断法・治療法開発支援事業
株式会社レパトアは、「治らないをなくす」をミッションに、独自の高精度な「TCR/BCRレパトア解析」技術を基盤として、製薬企業や大学・研究機関向けに新規診断法・治療法の開発支援を行っていた。主な収益源は、がん免疫療法薬などの開発過程で、治療効果の評価やバイオマーカーを探索するための受託解析サービスであった。全薬工業株式会社や富士フイルム和光純薬株式会社などと連携していたが、2022年のIPO中止などを経て、2025年6月に営業を終了。関連特許やソフトウェアはタカラバイオ株式会社へ譲渡された。
ターゲット顧客
主な顧客は、製薬会社、大学、公的研究機関。具体的には、製薬会社の創薬研究部門の研究開発担当者や、大学でがん、自己免疫疾患、感染症などのメカニズムを解明する免疫学研究者(教授・准教授など)をメインターゲットとしていた。
提供価値
従来技術では困難だった、免疫細胞の全体像(免疫レパトア)を網羅的かつ定量的に解析する技術を提供。これにより、①薬剤投与前後の免疫状態の変化を正確に追跡し治療効果を客観的に評価する手段、②がん免疫療法の効果を予測するバイオマーカー開発の道筋、③がん細胞特有の抗原とそれに反応する免疫細胞を特定する手段、などを提供し、顧客が抱える「免疫応答を正確に評価できない」という課題を解決した。
収益モデル
主な収益源は、製薬企業や研究機関からの研究開発支援を目的とした受託解析サービスであった。富士フイルム和光純薬株式会社の受託サービスラインアップを通じてサービスを提供する形での連携もあった。ただし、売上が特定の共同研究開発先や販売代理店に大きく依存しており、顧客基盤が脆弱であった可能性が指摘されている。
