株式会社ステムリム

再生誘導で難治性疾患を克服する

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ビジネスモデル

創薬シーズのライセンスアウトによる収益モデル

株式会社ステムリムは、自社で創製した「再生誘導医薬」の新薬候補物質を、臨床試験以降の開発・製造・販売を担う国内外の製薬企業にライセンスアウトすることで収益を得るビジネスモデルを採用しています。これにより、開発の初期段階に特化し、莫大な費用と時間がかかる後期開発以降のリスクを低減しています。主要なパートナーである塩野義製薬株式会社との契約が、このモデルの成功事例となっています。

ターゲット顧客

顧客は二つのセグメントに大別されます。 1. 患者:表皮水疱症、急性期脳梗塞、虚血性心筋症、変形性膝関節症など、既存の治療法では根治が難しく、QOLが著しく低下している難治性疾患に苦しむ患者。 2. 製薬会社:新薬開発におけるパイプラインの枯渇、開発の不確実性、高コスト化といった経営課題を抱える製薬企業。ステムリムの技術は、一つの技術から複数の開発パイプラインを生み出す可能性を秘めており、魅力的な導入候補となります。

提供価値

患者に対しては、対症療法が中心であった難治性疾患に対し、自身の幹細胞を用いて組織の機能的な再生を促し、根治を目指せるという新たな治療の選択肢と希望を提供します。 製薬会社に対しては、有望な開発シーズを自社で一から探索するリスクとコストを抑えつつ、新たなパイプラインを獲得する機会を提供します。また、ステムリムの医薬品は化学合成されたペプチドであるため、細胞治療に比べて品質管理が容易で製造コストを抑えられる可能性があり、開発の不確実性やコストというペインを軽減します。

収益モデル

主な収入源は、製薬企業とのライセンス契約に基づく以下の3種類です。 1. 契約一時金:ライセンス契約締結時に受け取る収入。 2. マイルストーン収入:医薬品の開発段階の進捗や上市後の売上目標を達成するごとに受け取る収入。 3. ロイヤリティ収入:製品上市後、売上高に応じて継続的に受け取る収入。 例えば、塩野義製薬との契約では、2014年11月の契約に基づき契約一時金及びマイルストーン収入として40億4600万円、2020年6月の契約で一時金として31億円を受領しています。

分析イメージ
※AIによるイメージ図です
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