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BtoCとBtoBの両輪で「エモショナルな価値」を創出するビジネスモデル
ユカイ工学は、「ロボティクスで、世界をユカイに。」というビジョンの下、二つの事業を両輪として展開している。BtoC事業では、「Qoobo」や「BOCCO」といった自社製品を通じて、機能的な便利さよりも人の心に寄り添う「エモショナルな価値」を提供し、新しいライフスタイルを提案する。BtoB事業では、BtoCで培ったコミュニケーションデザイン、ロボティクス、IoTのノウハウを活かし、他社の製品・サービス開発を企画から量産までワンストップで支援する。この両事業を通じて、ビジョンの実現を目指している。
ターゲット顧客
BtoC事業では、製品ごとに異なる顧客層をターゲットとしている。 ・「Qoobo」: 都市部の一人暮らしの若者、アレルギーや住居の制約でペットを飼えない人々、癒やしを求める高齢者など、孤独感の解消や癒やしを求める層。 ・「BOCCO」: 共働きで日中子供と離れて過ごす親や、離れて暮らす高齢の親を持つ子世代など、スマートフォンを持たない家族とのコミュニケーションや見守りに不安や課題を抱える家族。 BtoB事業では、自社の既存技術やサービスに「心を動かす」付加価値を加え、新規事業創出を目指す大手企業をターゲットとしている。
提供価値
製品の最大の価値は、単なる利便性ではなく、使用者との間に生まれる「エモショナルな価値」にある。ロボットを「心を動かし、人を動機付けすることのできるインターフェース」と定義し、人の感情に寄り添う体験を提供する。 ・「Qoobo」: しっぽの動きという生命的な反応を通じた「擬似的な心のやりとり」を提供し、孤独感を和らげ、安心感や癒やしをもたらす。 ・「BOCCO」: 声を通じた温かいコミュニケーションによる「家族のつながりの実感」と、それによってもたらされる「精神的な安心感」を提供する。
収益モデル
収益モデルはBtoC事業とBtoB事業で構成され、売上比率はBtoCが約3分の1、BtoBが約3分の2である。 BtoC事業: ・製品販売: 「BOCCO emo」や「Qoobo」などの自社開発製品の買い切りモデルが中心。 ・レンタル: 一部の製品では月額課金のレンタルモデルも提供。 BtoB事業: 1. 受託開発: 顧客企業の要望に応じ、コンセプト検討から量産支援までをワンストップで請け負う。 2. ロボットプラットフォーム事業: 「BOCCO emo」などをプラットフォームとして提供し、他社が新サービスを構築する際のAPI利用料などで収益を得る。 3. 研修・ワークショップ: 企業向けにアイデア発想法やプロトタイピングのノウハウを提供する研修プログラム。
