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CATALYST 特集

乳房用超音波画像診断技術を開発する注目スタートアップ

乳がんの早期発見において、従来のマンモグラフィに代わる痛みのない検査手法として乳房用超音波画像診断が注目されています。本特集では、独自の超音波画像診断装置やAIを活用した画像解析技術を開発し、女性の健康と医療の発展に貢献する注目のスタートアップ企業を紹介します。

掲載 2最終更新: 2026年6月11日

乳がん検診において、従来のマンモグラフィは受診時の痛みや被ばく、さらに日本人女性に多い「高濃度乳房」における病変検出の難しさといった課題を抱えています。これらを解決する手段として超音波画像診断が期待されていますが、従来の超音波検査は検査者のスキルによって精度にばらつきが生じやすく、医師の読影負担も大きいという新たな課題が存在していました。

こうした課題に対し、近年では独自の撮像技術やAI(人工知能)を活用し、検査の標準化や診断精度の向上を目指すスタートアップが台頭しています。360度から自動で撮像する革新的なハードウェアや、深層学習を用いて医師の読影を強力に支援するソフトウェアなど、多角的なアプローチが進行中です。

本特集では、乳房用超音波画像診断の領域で革新を志すスタートアップ2社を紹介します。受診者の負担を和らげつつ、検査の再現性と精度を高める各社の独自技術とその可能性に迫ります。

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株式会社Lily MedTech

『乳がんと闘う』この言葉のない世界を目指して

乳房を圧迫せず被ばくもない超音波画像診断装置「COCOLY」を開発。独自の「リングエコー撮像法」を採用し、約2000の超音波素子を搭載したリングが360度から送受信を行うことで、乳房全体の高精度な3D画像を自動生成します。検査者のスキルに依存しない再現性の高い検査を可能にし、受診者の痛み軽減と検査の標準化を同時に実現しています。

株式会社Lily MedTechの詳細データを見る
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株式会社Smart Opinion

AI乳がん検診で乳がんが怖くない世界へ

深層学習を活用した乳癌超音波画像AI診断支援ソフトウェア「スマートオピニオン METIS Eye」を提供。超音波画像から精密検査が必要な病変候補を検出し、医師の読影を補助します。慶應義塾大学病院との共同研究により開発され、マンモグラフィでの発見が難しい高濃度乳房の検査に有効です。国の薬事承認を取得した医療機器プログラムとして信頼性を確保しています。

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