こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2018年12月、建設用足場の施工やレンタルを手掛けるダイサンは、シェアリング向け製品の企画販売を行うDRCの買収を公表しました。本件の買収金額は非公開となっています。このM&Aにより、ダイサンは新たな事業領域への進出と、自社事業のデジタル化を推進する方針です。
買収企業と被買収企業の紹介
ダイサンは、主に建設現場における仮設足場の施工サービスやレンタル・販売を展開している企業です。安全で効率的な建設インフラを支える施工技術と、全国的なサービス網を強みとしています。近年では、既存の建設関連事業の強化に加え、新技術の導入や新規事業の創出にも注力しています。
DRCは、シェアリングエコノミー市場向けに特化した製品の企画および販売を行っているスタートアップ企業です。特にIoT技術を活用したスマートロックなどのデバイス開発に強みを持っています。様々なアセットのシェアリングを可能にするハードウェアとシステムの提供を通じて、快適な社会の実現に貢献しています。
発生の背景
シェアリングエコノミーやIoT技術の急速な普及に伴い、様々な産業でデジタル技術を活用した変革が求められています。ダイサンは、自社の強みである現場力にデジタル技術を融合させ、新たなビジネスモデルの構築を模索していました。このような背景から、IoTデバイスやシェアリング技術に強みを持つDRCをグループに迎え入れることとなりました。
想定されるシナジー
- DRCが持つIoT技術やスマートロック技術を、ダイサンの足場機材管理や建設現場のセキュリティ向上に応用すること。
- ダイサンの持つ豊富なリソースや顧客基盤を活用し、DRCのシェアリング向け製品の開発加速や販路拡大を図ること。
- 両社のノウハウを融合させることで、建設業界における新たなシェアリングサービスや資産管理ソリューションを共同開発すること。
まとめ
本M&Aは、伝統的な建設関連事業を展開するダイサンが、最先端のIoT・シェアリング技術を持つDRCを傘下に収めた事例です。両社の強みを掛け合わせることで、既存事業のデジタル化と新規市場への参入が同時に期待されます。今後、建設業界におけるDX推進やシェアリング市場での新たな価値創造が注目されます。