こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2018年10月25日、リコーはクラウド型請求管理サービスを提供するスタートアップであるメイクリープスの買収を公表しました。本件の買収金額は非公開となっています。この買収により、リコーは中小企業向けのバックオフィス業務効率化サービスのさらなる強化を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
リコーは、オフィス向けの複合機やプリンターなどの製造・販売を行うグローバル企業です。近年はハードウェアの提供にとどまらず、オフィスのデジタル化やワークフロー改善を支援するデジタルサービスの提供に注力しています。
メイクリープスは、クラウド型請求管理サービスを提供するスタートアップです。見積書や請求書の作成、発送、入金管理などの一連の作業をクラウド上で一元管理し、バックオフィス業務の効率化を支援しています。
発生の背景
中小企業におけるペーパーレス化や業務効率化といったデジタルトランスフォーメーション(DX)への需要が急速に高まっています。リコーはオフィス向けソリューションの拡充を急いでおり、メイクリープスの持つクラウド技術を取り込むことで、顧客のバックオフィス業務のデジタル化を加速させる狙いがあります。
想定されるシナジー
- リコーの持つ広範な販売網や顧客基盤を通じて、メイクリープスのクラウド型請求管理サービスの導入拡大を図ること。
- リコーの複合機やドキュメントソリューションとメイクリープスのシステムを連携させ、よりシームレスなオフィスワークフローを提供すること。
- 両社のノウハウを融合させ、中小企業のバックオフィス業務におけるペーパーレス化やDXを推進する新たなサービスを開発すること。
まとめ
本M&Aは、リコーがオフィス機器メーカーからデジタルサービス企業へと変革を遂げるための重要な戦略的一歩です。メイクリープスのクラウド技術を統合することで、顧客のバックオフィス業務効率化を強力に支援する体制が整いました。今後、両社の強みを活かしたシナジー創出が期待されます。