こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2018年7月18日、ベクトルはWebメディア構築CMSの開発を手がけるラグルの買収を公表しました。本買収の金額は非公開となっています。この取り組みにより、ベクトルはデジタルマーケティングおよびメディア支援領域におけるサービスの拡充を図ります。
買収企業と被買収企業の紹介
ベクトルは、企業のPR活動を総合的に支援する国内大手のPR会社です。戦略的なPRプランニングからプレスリリース配信、デジタルマーケティングまで、幅広いコミュニケーションサービスを提供しています。
ラグルは、Webメディア構築に特化したCMS(コンテンツマネジメントシステム)の開発および運営を行うスタートアップです。専門的な知識がなくても、誰でも直感的に高品質なWebメディアを構築・管理できるソリューションを提供しています。
発生の背景
近年、企業が自ら情報を発信するオウンドメディアの重要性が高まっており、効果的なメディア構築ツールの需要が拡大しています。ベクトルはデジタル領域における支援体制の強化を急いでおり、優れたCMS開発技術を持つ企業との連携を模索していました。こうした両社の戦略的ニーズが一致したことが、今回の買収の背景にあります。
想定されるシナジー
- ベクトルの広範な顧客ネットワークに対してラグルのCMSを提供することで、オウンドメディア構築支援の案件獲得を加速します。
- ベクトルの持つPR・コンテンツ制作ノウハウとラグルのシステム開発力を融合し、より付加価値の高いマーケティングソリューションを開発します。
- 両社の技術と知見を組み合わせることで、新たなデジタルメディア事業の創出やサービスの高度化を推進します。
まとめ
本M&Aは、PR大手のベクトルがデジタルメディア支援領域での競争力をさらに高めるための重要なステップです。ラグルの持つCMS開発力とベクトルのPRノウハウが融合することで、企業のデジタルコミュニケーションをより強力に支援する体制が整いました。今後、両社がシナジーを発揮し、市場で新たな価値を提供していくことが期待されます。