こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2018年5月30日、駿台グループのSATTは、スマホ家庭教師サービスを展開するスタートアップであるマナボの買収を公表しました。本買収の取引金額は非公開となっています。このM&Aにより、伝統的な教育ノウハウと最新の教育IT技術の融合が期待されています。
買収企業と被買収企業の紹介
SATT(駿台グループ)は、SATTは、駿台グループにおいて教育ITソリューションやeラーニングシステムの開発・提供を手がける企業です。学校や企業向けに学習管理システムの構築や教材制作を支援し、教育のデジタル化を推進しています。駿台グループの豊富な教育実績を背景に、質の高い教育ITサービスを展開しています。
マナボは、スマートフォンを活用したオンライン家庭教師サービスを開発・運営するスタートアップです。生徒がわからない問題をスマートフォンで撮影して投稿すると、講師からリアルタイムで指導を受けられる仕組みを提供しています。時間や場所を選ばずに個別指導が受けられる手軽さが特徴です。
発生の背景
教育業界では、ICTを活用したEdTechの導入が進み、個人の学習進度に合わせた個別最適化学習への需要が高まっています。SATTは自社の教育IT基盤をさらに強化し、より双方向でリアルタイムな学習支援サービスを模索していました。このような背景から、スマホを活用した個別指導に強みを持つマナボの技術とノウハウを取り込むべく、今回の買収に至りました。
想定されるシナジー
- SATTの学習管理システムとマナボのリアルタイム指導機能を連携させ、より高度な学習プラットフォームを構築すること。
- 駿台グループが持つ豊富な指導ノウハウを、マナボのオンライン家庭教師サービスに組み込んでサービス品質を向上させること。
- 駿台グループの広範な顧客基盤やネットワークを通じて、マナボのサービスの利用者を拡大すること。
まとめ
本M&Aは、駿台グループのSATTが持つ強固な教育基盤と、マナボの先進的なモバイル教育技術を融合させる重要な一歩です。これにより、従来の対面教育やeラーニングの枠を超えた、新しい形の個別学習支援サービスの提供が可能になります。EdTech市場における両社の競争力は、今後さらに高まることが期待されます。