こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2018年5月13日、通販およびEC支援事業を手がけるスクロールは、ドロップシッピング事業を展開するスタートアップであるもしもの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は非公開となっています。この統合により、両社はEC領域におけるサービス基盤の強化と、新たな顧客価値の創出を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
スクロールは、アパレルや生活雑貨などの通販・EC事業を展開するとともに、EC事業者向けの物流や決済、システム開発などのソリューション事業を幅広く手がけています。長年培った通販ビジネスのノウハウと強固なインフラを強みとしています。近年は、EC支援セグメントの拡大に注力し、多様なクライアントの成長をサポートしています。
もしもは、個人や法人が在庫を持たずにネットショップを運営できるドロップシッピングサービスを提供しているスタートアップです。また、成果報酬型の広告プラットフォームであるアフィリエイトサービスも展開しています。独自のシステムとマーケティング支援により、多くの個人事業者やECサイト運営者から支持を得ています。
発生の背景
EC市場の拡大に伴い、個人や中小規模の事業者が手軽にネットショップを開設・運営できる環境への需要が高まっています。スクロールは、自社のECインフラや物流網をより広範な顧客層に提供し、事業領域を拡張する戦略を進めていました。このような背景から、ドロップシッピングやアフィリエイトに強みを持つもしもをグループに迎え入れることで、EC支援体制のさらなる強化を図りました。
想定されるシナジー
- スクロールが保有する高度な物流・配送インフラをもしものドロップシッピング事業に適用することで、配送効率やサービス品質の向上が期待されます。
- もしもが持つ個人事業者やアフィリエイターのネットワークを活用し、スクロールのECソリューション事業における新規顧客開拓を加速させます。
- 両社のノウハウを融合させることで、個人から法人までシームレスにサポートできる、より付加価値の高いEC支援サービスの共同開発を進めます。
まとめ
本M&Aは、通販・EC支援のインフラを持つスクロールと、ドロップシッピングやアフィリエイトに強みを持つもしもが融合する重要なマイルストーンです。両社の強みを掛け合わせることで、EC市場における競争力を一層高めていくことが期待されます。今後、多様化するEC事業者のニーズに応える総合的なプラットフォームとしての進化が注目されます。