こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2017年6月22日、インターネット広告事業を展開するファンコミュニケーションズは、各種メディア事業を手掛けるシーサーの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は非公開となっています。この統合により、両社はメディア運営と広告運用の強みを融合させ、さらなる事業拡大を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
ファンコミュニケーションズは、日本最大級のアフィリエイトサービス「A8.net」やスマートフォン向けアドネットワーク「nend」などを運営する企業です。インターネット広告分野において豊富な実績と強力なプラットフォームを有しています。広告主とメディアをつなぐマーケティングソリューションを幅広く提供しています。
シーサーは、ブログサービス「Seesaaブログ」をはじめとする各種メディアの企画・開発・運営を行っている企業です。また、スマートフォン向けアプリの提供やコンテンツ制作など、多様なインターネットサービスを展開しています。ユーザー生成コンテンツ(UGC)のプラットフォーム運営において高い技術力とノウハウを持っています。
発生の背景
インターネット広告市場において、広告効果の最大化や自社メディアを通じたユーザー接点の確保が重要視されています。ファンコミュニケーションズは自社グループのメディア力を強化し、広告配信面の拡充を図る必要がありました。一方、シーサーは自社が持つ多様なメディアやトラフィックの収益化をさらに加速させるパートナーを求めていました。
想定されるシナジー
- ファンコミュニケーションズの広告運用ノウハウをシーサーの運営メディアに導入することで、広告収益の大幅な向上が期待されます。
- シーサーが保有する豊富なメディア・ブログプラットフォームを活用し、ファンコミュニケーションズの広告配信ネットワークを拡大できます。
- 両社の技術力やコンテンツ開発力を融合させることで、新たなメディアサービスやスマートフォン向けアプリの共同開発が促進されます。
まとめ
本M&Aは、広告プラットフォームを持つファンコミュニケーションズと、有力なメディアプラットフォームを持つシーサーによる、シナジー効果の高い統合です。両社の強みを掛け合わせることで、インターネット広告およびメディア市場における競争力が一層強化されます。今後、両社が連携して創出する新たなサービスや価値提供に注目が集まります。