こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2017年1月10日、DMM.comは3Dプリント・モデリング事業を展開するアイジェットの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は非公開となっています。この買収により、両社は3Dプリント領域における事業基盤の強化とサービス拡大を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
DMM.comは、動画配信やオンラインゲーム、英会話など多岐にわたる事業を展開する大手インターネット企業です。ものづくり分野にも注力しており、国内最大級の3Dプリントサービス「DMM.make 3Dプリント」などを運営しています。
アイジェットは、3Dプリントおよび3Dモデリング事業を展開するスタートアップです。高度な3Dスキャニング技術や3Dデータの作成・編集技術を強みとし、産業用から個人向けまで幅広い3Dプリントソリューションを提供しています。
発生の背景
3Dプリント技術の普及と産業利用の拡大を背景に、より高度なモデリング技術や多様な素材への対応が求められていました。DMM.comは自社の3Dプリントプラットフォームの強化を図っており、高い技術力を持つアイジェットをグループに迎えることで、サービスの付加価値向上を目指しました。
想定されるシナジー
- DMM.comの持つ大規模な顧客基盤とアイジェットの高度な3Dモデリング技術を組み合わせることで、3Dプリントサービスのワンストップ化を実現します。
- アイジェットの3Dデータ作成ノウハウを活用し、DMM.comの3Dプリント事業における対応領域の拡大や品質向上を図ります。
- 両社の技術とリソースを融合させることで、新たな3Dプリント関連サービスやビジネスモデルの共同開発を推進します。
まとめ
本M&Aは、多角的な事業を展開するDMM.comが、3Dプリント分野での競争力をさらに高めるための戦略的な一手です。アイジェットの専門的な技術力が加わることで、日本の3Dプリント市場における両社の存在感はより強固なものとなることが期待されます。