こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2016年2月21日、バックオフィス業務効率化業界において、弥生会計がクラウド請求管理サービスを提供するMisocaの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は非公開となっています。この統合により、両社は中小企業や個人事業主のバックオフィス業務における利便性のさらなる向上を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
弥生会計は、中小企業や個人事業主、起業家を対象に、会計ソフトや業務支援サービスを提供する企業です。会計、給与、販売管理などの業務ソフトを中心に、業務効率化を支援する幅広いソリューションを展開しています。長年にわたり、日本のバックオフィス業務のデジタル化を牽引しています。
Misocaは、クラウド請求管理サービスを提供するスタートアップです。見積書、納品書、請求書の作成から送付、管理までをオンライン上で完結できるシンプルなサービスを展開しています。特に個人事業主や中小企業から、その操作性の高さと業務効率化の実現力で高い支持を得ています。
発生の背景
当時、バックオフィス業界ではクラウド化や業務自動化への需要が急速に高まっていました。弥生会計は、自社の会計ソフトと親和性の高い請求書管理領域のクラウドサービス強化を模索していました。一方、Misocaはさらなる顧客基盤の拡大とサービス成長のためのパートナーを求めており、両社の戦略が一致したことで本買収が実現しました。
想定されるシナジー
- 弥生会計の持つ強固な顧客基盤を活用することで、Misocaのクラウド請求管理サービスの普及を大幅に加速させます。
- Misocaの請求データと弥生会計のソフトをシームレスに連携させることで、ユーザーの記帳作業などの二重入力を削減し、業務効率を向上させます。
- 両社の技術力とノウハウを融合させることで、見積から請求、会計処理までを一気通貫でサポートする高度なバックオフィスプラットフォームを構築します。
まとめ
本M&Aは、バックオフィス業務のクラウド化と効率化を強力に推進する重要な一歩となりました。弥生会計とMisocaのサービスが融合することで、中小企業や個人事業主の生産性向上に大きく貢献することが期待されます。両社の強みを活かしたシナジーにより、今後のバックオフィス市場における存在感がさらに高まるでしょう。