こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
マネーフォワードは2019年11月10日、スマートキャンプの買収を公表しました。本件の買収金額は約20億円となっています。このM&Aにより、両社はBtoB領域におけるサービス連携や事業拡大を加速させていく方針です。
買収企業と被買収企業の紹介
マネーフォワードは、個人向けの家計簿・資産管理サービスや、バックオフィス業務を効率化するクラウドサービスなどを提供する企業です。主に金融や会計分野において、テクノロジーを活用した利便性の高いプラットフォームを展開しています。近年はSaaSビジネスの領域においても、その存在感を急速に高めています。
スマートキャンプは、SaaSマーケティングプラットフォームを運営するスタートアップ企業です。主にBtoB向けSaaSの比較サイトや、企業のマーケティング・営業活動を支援するサービスを提供しています。企業の最適なITツールの選定や導入を支援することで、業務効率化に貢献しています。
発生の背景
近年、企業のデジタルトランスフォーメーション推進に伴い、SaaS市場は急速な成長を続けています。このような市場環境において、SaaSを提供するマネーフォワードと、SaaSの選定を支援するスマートキャンプが連携することは、双方の成長を加速させる戦略的判断となりました。両社の強みを融合させることで、BtoB市場における顧客基盤のさらなる拡大を目指しています。
想定されるシナジー
- マネーフォワードのクラウドサービスと、スマートキャンプのマーケティングプラットフォームとの相互送客による顧客獲得の効率化。
- 両社が保有するBtoB領域のノウハウを共有し、新たなサービス開発や機能改善を迅速化すること。
- SaaS市場における両社のブランド力を組み合わせることで、企業のIT導入支援における市場ポジションを強化すること。
まとめ
本件は、マネーフォワードが約20億円を投じてスマートキャンプをグループに迎えた、SaaS業界における象徴的なM&A事例です。両社の強みを掛け合わせることで、企業のバックオフィス効率化からマーケティング支援まで、より包括的な価値提供が可能となります。今後のBtoB SaaS市場における両社のシナジー創出と、さらなる事業成長が期待されます。