こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2021年5月10日、デジタルハーツホールディングスはIT人材プラットフォームを運営するアイデンティティーの買収を公表しました。本件の買収金額は約16.2億円となっています。このM&Aにより、人材・HR領域における両社の強みを融合させ、さらなる事業拡大を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
デジタルハーツホールディングスは、主にゲームやソフトウェアの不具合を検出するデバッグ・テスト事業を展開する企業です。また、セキュリティサービスやシステム開発など、幅広いITソリューションを提供し、企業のDX推進を支援しています。
アイデンティティーは、IT人材プラットフォームを運営するスタートアップ企業です。主にITフリーランスと企業をマッチングするサービスなどを提供し、優秀なエンジニア資源の活用を支援しています。
発生の背景
近年、多くの業界でDXが急速に進む中、深刻なIT人材不足が社会的な課題となっています。デジタルハーツホールディングスは、IT人材の確保とサービス提供体制の強化を急いでおり、アイデンティティーの持つ豊富なIT人材ネットワークに着目したことが本買収の背景にあります。
想定されるシナジー
- デジタルハーツホールディングスが抱えるシステム開発やテスト案件に対して、アイデンティティーのIT人材プラットフォームから最適なエンジニアを迅速に供給することが可能になります。
- アイデンティティーの登録エンジニアに対して、デジタルハーツホールディングスグループが持つ多様な案件を提供することで、プラットフォームの価値を高めることができます。
- 両社の顧客基盤やノウハウを相互に活用することで、IT人材・HR領域における新たなサービス開発や事業領域の拡大が期待されます。
まとめ
本M&Aは、深刻化するIT人材不足に対応し、デジタルハーツホールディングスの開発・テスト体制を強固にするための戦略的な一手です。買収金額約16.2億円を投じたこの取り組みにより、両社はIT人材プラットフォームの価値を最大化し、さらなる成長を目指します。