こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2026年1月26日、デジタルマーケティング事業を展開するAViCは、エンタメ領域のスタートアップであるSpicaの買収を公表しました。本買収の取引金額は約15.8億円にのぼります。このM&Aにより、AViCは成長著しいライブ配信およびクリエイターエコノミー領域への本格参入を果たします。
買収企業と被買収企業の紹介
AViCは、インターネット広告の運用やSEOなどのコンサルティングを提供するデジタルマーケティング企業です。データ分析に基づいた質の高いマーケティング支援を強みとし、クライアントの事業成長に貢献しています。近年は持続的な成長に向けて、既存事業の強化とともに新規事業領域の開拓を進めています。
Spicaは、エンタメ業界においてTikTok LIVEにおけるライバーマネジメント事業「like me」を運営するスタートアップです。所属するライバーの育成や配信サポート、マネジメントを総合的に手掛けています。ソーシャルメディア上で高い影響力を持つクリエイターの育成において独自のノウハウを有しています。
発生の背景
近年、SNS発のライブ配信市場やクリエイターエコノミーは急速な拡大を続けており、企業のマーケティング活動においても重要なチャネルとなっています。AViCは自社の強みであるデジタルマーケティングの知見を活かせる新たな成長領域を模索していました。このような背景から、TikTok LIVE領域で実績を持つSpicaをグループに迎え、エンタメ分野での事業拡大を目指すこととなりました。
想定されるシナジー
- AViCが持つ高度なデジタルマーケティングノウハウを投入することで、Spica所属ライバーの露出拡大やファン獲得を強力に支援します。
- SpicaのライバーネットワークとAViCのクライアント基盤を連携させ、インフルエンサーを活用した新たな広告・プロモーション商品の開発を推進します。
- 両社の強みを融合させることで、ライブ配信市場における新規事業の立ち上げや、クリエイターエコノミー領域での競争力向上を図ります。
まとめ
本件は、デジタルマーケティングの知見を持つAViCが、ライブ配信領域で急成長するSpicaを約15.8億円で買収した戦略的なM&Aです。マーケティングとエンタメの融合により、両社は新たなビジネスモデルの構築と市場でのプレゼンス向上を目指します。今後はグループシナジーを活かしたクリエイター支援や、新しい広告ソリューションの展開が期待されます。