こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2018年1月17日、ラクスはクラウド型メール配信サービスを提供するブレインメールの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は約15.5億円となっています。この買収により、ラクスは自社のメールマーケティング領域における事業基盤をさらに強固なものにします。
買収企業と被買収企業の紹介
ラクスは、企業の業務効率化や付加価値向上を支援するクラウドサービス(SaaS)を開発・提供している企業です。メール配信サービス「配配メール」や経費精算システム「楽楽精算」など、多岐にわたるビジネス支援ツールを展開しています。中小企業を中心に多くの導入実績を持ち、企業のデジタル化を牽引しています。
ブレインメールは、クラウド型メール配信サービスを提供するスタートアップです。大量のメールを高速かつ確実に配信する技術に強みを持ち、多くの企業に導入されています。シンプルで使いやすい操作画面や、高い到達率を実現する配信インフラが特徴です。
発生の背景
企業のマーケティング活動において、メール配信は顧客との重要な接点として依然として高い需要があります。ラクスは自社でもメール配信サービスを展開しており、同領域でのシェア拡大と顧客基盤の強化を模索していました。このような背景から、同分野で実績のあるブレインメールを傘下に収めることで、市場における競争力を高める狙いがあります。
想定されるシナジー
- 両社が持つメール配信技術やノウハウを融合させることで、より高品質で安定した配信サービスの開発が可能になります。
- ブレインメールの顧客基盤を獲得することで、ラクスグループ全体の市場シェアを大幅に拡大できます。
- ラクスの持つ多様なBtoB向けクラウドサービスをブレインメールの既存顧客に提案することで、クロスセルの実現が期待されます。
まとめ
本M&Aは、ラクスがメールマーケティング領域におけるリーディングカンパニーとしての地位を強固にするための重要な意思決定です。約15.5億円という投資を通じて、両社の強みを掛け合わせたシナジー創出が期待されます。今後もクラウドサービス市場におけるラクスの成長を加速させる一手となるでしょう。