こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2016年8月8日、ロゼッタは翻訳クラウドソーシングを展開するスタートアップであるエニドアの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は約14億円となっています。両社の強みを掛け合わせることで、翻訳市場におけるさらなる事業拡大を目指すものです。
買収企業と被買収企業の紹介
ロゼッタは、最新のIT技術やAIを活用した自動翻訳サービスを提供する企業です。企業のグローバルビジネスを支援するため、高精度な機械翻訳ソリューションの開発・運営を行っています。多様な専門分野に対応する翻訳精度の高さが強みです。
エニドアは、世界中の翻訳者と依頼者をオンラインで結びつける翻訳クラウドソーシングサービスを運営するスタートアップです。低コストかつ迅速に翻訳を提供するプラットフォームを構築しています。グローバルな翻訳者コミュニティを保有している点が特徴です。
発生の背景
ビジネスのグローバル化に伴い、迅速かつ多様な翻訳ニーズが急速に高まっています。このような市場環境において、ロゼッタの機械翻訳技術とエニドアの人的翻訳ネットワークを融合させることが、競争力強化に不可欠であると判断されました。テクノロジーと人の力を組み合わせることで、より幅広い顧客層へのアプローチを目指した背景があります。
想定されるシナジー
- ロゼッタの機械翻訳技術とエニドアのクラウドソーシングを組み合わせることで、ハイブリッドで効率的な翻訳サービスを提供します。
- エニドアが保有する豊富な翻訳者ネットワークを活用し、ロゼッタの自動翻訳エンジンの精度向上に向けたデータ蓄積を加速させます。
- 両社の顧客基盤を相互に活用することで、低価格から高品質まで多様な翻訳ニーズに対するクロスセルを推進します。
まとめ
本M&Aは、ロゼッタの高度な自動翻訳テクノロジーと、エニドアが持つクラウドソーシングの人的リソースを融合させる重要な一手です。約14億円という投資規模からも、両社がもたらすシナジーへの強い期待が示されています。今後、テクノロジーと人の調和による新しい翻訳サービスの展開が期待されます。