こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2020年12月17日、LITALICOは福祉ソフトの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は約10.5億円となっており、ヘルスケア業界における重要なシステム連携の事例です。この取引により、福祉分野におけるサービス提供体制のさらなる強化が図られます。
買収企業と被買収企業の紹介
LITALICOは、障害福祉サービスや児童発達支援、教育サービスなどを幅広く展開する企業です。「障害のない社会をつくる」というビジョンのもと、当事者向けサービスだけでなく、福祉事業者向けの業務支援プラットフォームの提供などにも注力しています。
福祉ソフトは、福祉事業者向けに特化したSaaS(業務管理システムなど)を開発・提供している企業です。障害福祉サービスや介護保険サービスに対応したシステムを通じて、現場の煩雑な請求業務や計画書作成などの効率化を支援しています。
発生の背景
福祉業界では深刻な人手不足が続いており、業務効率化やICT化による生産性の向上が急務となっています。このような背景から、福祉事業者の支援を強化したいLITALICOと、福祉向けSaaSに強みを持つ福祉ソフトの戦略が一致しました。両社が連携することで、業界全体のデジタル化を強力に推進していくことを目指しています。
想定されるシナジー
- LITALICOの顧客基盤に対して福祉ソフトのSaaS製品を提案することで、さらなるシェア拡大とクロスセルを実現します。
- 両社が持つ福祉分野の知見とシステム開発ノウハウを融合し、より使いやすく高機能な業務支援システムの開発を加速させます。
- プロダクトの共同展開により、福祉事業者のバックオフィス業務を効率化し、現場のスタッフが直接的なケアに集中できる環境を創出します。
まとめ
本M&Aは、福祉業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を牽引する強力なパートナーシップの誕生を意味します。LITALICOの事業規模と福祉ソフトの技術力が融合することで、福祉現場の課題解決がより一層加速することが期待されます。今後、両社は一体となって、福祉に関わるすべての人々にとってより良い社会の実現を目指します。