こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2022年10月10日、シミックホールディングスは難病患者支援を行うスタートアップであるノックオンザドアの買収を公表しました。本買収の取引金額は約7.3億円となっています。このM&Aにより、ヘルスケア分野における患者中心のサービス開発や支援体制の強化が図られます。
買収企業と被買収企業の紹介
シミックホールディングスは、医薬品開発支援(CRO)事業を日本で初めて開始したリーディングカンパニーです。製薬企業の開発支援にとどまらず、ヘルスケア分野における新たな価値創造に向けて、デジタル技術を活用した多様なサービスを展開しています。
ノックオンザドアは、難病患者やその家族を支援するためのデジタルソリューションを提供するスタートアップです。患者や家族の日常生活をサポートするアプリの開発やコミュニティ運営を通じて、医療従事者や製薬企業との架け橋となる事業を展開しています。
発生の背景
近年のヘルスケア業界では、患者の声を医薬品開発や治療に活かす「患者中心の医療」の重要性が高まっています。シミックホールディングスは、ノックオンザドアが持つ難病患者支援のノウハウやデジタル技術を取り込むことで、サービス領域のさらなる拡大を目指しています。
想定されるシナジー
- シミックホールディングスの医薬品開発支援ネットワークとノックオンザドアの患者支援アプリを連携し、臨床試験の効率化や患者の参画を促進します。
- 難病患者や家族のリアルワールドデータを活用し、製薬企業向けの新薬開発支援やマーケティング支援の高度化を図ります。
- 両社の強みを融合させることで、難病領域における包括的な患者サポートプラットフォームの構築を推進します。
まとめ
本買収は、シミックホールディングスが推進するヘルスケアビジネスのデジタル化と患者中心のサービス展開を大きく加速させるものです。ノックオンザドアの難病患者支援における知見が加わることで、医療業界全体の課題解決に貢献することが期待されます。