こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2016年10月17日、電子書籍流通事業を展開するメディアドゥは、書籍要約サービスを運営するフライヤーの買収を公表しました。このM&Aにおける買収金額は約4億円となっています。両社の強みを融合させることで、電子書籍市場における新たな価値創出を目指す取り組みです。
買収企業と被買収企業の紹介
メディアドゥは、電子書籍の取次(流通)事業を主軸に展開している企業です。出版社と電子書店を繋ぐ配信プラットフォームを提供し、デジタルコンテンツ流通の最適化を推進しています。業界を牽引する主要なプレイヤーとして、多様な電子書籍ビジネスを支援しています。
フライヤーは、ビジネス書などの要約を配信する書籍要約サービスを展開するスタートアップです。多忙なビジネスパーソンが短時間で書籍の要点を理解できるコンテンツを提供しています。効率的なインプットを求めるユーザー層から高い支持を得ています。
発生の背景
電子書籍市場が急速に拡大する中で、読者の多様なニーズに応えるコンテンツの拡充が求められていました。また、情報過多の現代において、効率的に本を選びたいという時短読書への需要が高まっていました。このような市場動向を背景に、メディアドゥは新たなサービス領域の開拓を目指して本買収に至りました。
想定されるシナジー
- メディアドゥの持つ広範な電子書籍流通ネットワークを活用し、フライヤーの要約サービスの普及と会員獲得を加速させます。
- 要約コンテンツからメディアドゥが連携する電子書店への導線を構築し、電子書籍の購買促進へと繋げます。
- 両社のプラットフォームやコンテンツ開発のノウハウを融合し、新たなデジタル読書体験の提供を目指します
まとめ
本M&Aは、メディアドゥが約4億円でフライヤーをグループに迎えた事例です。電子書籍の流通基盤と要約サービスという独自のコンテンツが組み合わさることで、大きなシナジーが期待されます。デジタルコンテンツ市場における両社のさらなる成長に向けた重要な一歩となります。