こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2022年12月、乗換案内サービスを展開するジョルダンが、ドローンスクールを運営するスタートアップであるエアーズを約2億円で買収しました。このM&Aは教育および次世代モビリティ分野における新たな事業展開を目的としています。両社の強みを融合させることで、ドローン産業の発展に向けた基盤強化を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
ジョルダンは、日本国内で広く利用されている「乗換案内」サービスを中心に展開する企業です。公共交通機関の経路検索だけでなく、移動に関する多様なソリューションやMaaS(Mobility as a Service)の推進に取り組んでいます。近年は、移動の利便性向上に向けた新たな技術やサービスの開発に注力しています。
エアーズは、ドローンの操縦技術や安全管理を学ぶことができるドローンスクールを運営するスタートアップです。産業用ドローンの普及に伴い、専門知識を持ったパイロットの育成や関連する教育サービスを提供しています。ドローン技術の社会実装を支える人材育成において、重要な役割を担っています。
発生の背景
近年、ドローンは物流や点検、災害対策など様々な産業分野での活用が期待されており、専門的な操縦人材の需要が急速に高まっています。ジョルダンは、従来の移動サービスに加え、ドローンをはじめとする新たな空中モビリティ領域への参入や、それらを支える人材育成事業への関心を高めていました。このような背景から、ドローン教育に強みを持つエアーズの買収に至りました。
想定されるシナジー
- ジョルダンの持つ移動・経路検索技術とエアーズのドローン運用ノウハウを組み合わせ、新たな空の移動サービスの開発を進めることができます。
- ドローン操縦者の育成事業をジョルダンの顧客基盤やネットワークを通じて拡大し、教育事業としての成長を加速させます。
- 将来的なドローン物流や空飛ぶクルマの社会実装に向けた、安全運行管理システムや人材育成の基盤を共同で構築できます。
まとめ
本M&Aは、乗換案内で培った移動のノウハウを持つジョルダンが、成長著しいドローン教育分野のエアーズを傘下に収める重要な一歩です。約2億円という投資を通じて、両社は次世代モビリティ社会のインフラとなる人材と技術の育成を加速させます。今後のドローン産業の発展において、両社のシナジーがもたらす新たな展開が期待されます。