こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2020年2月11日、トラストバンク(チェンジ)は、Web3・ブロックチェーン業界のスタートアップであるOrbの買収を公表しました。本件の買収金額は約1.5億円となっています。この買収を通じて、トラストバンク(チェンジ)は地方創生に向けたデジタル技術の活用をさらに加速させる狙いがあります。
買収企業と被買収企業の紹介
トラストバンク(チェンジ)は、ふるさと納税総合サイトの企画・運営を中心に、地方創生を支援するビジネスを展開しています。ICTを活用した地域課題の解決や、自治体の業務効率化を支援する各種デジタルソリューションを提供しています。地域社会の活性化と持続可能な地域づくりの実現を目指して事業を行っています。
Orbは、独自の分散型台帳技術の研究開発を行うスタートアップ企業です。この高度なブロックチェーン関連技術を基盤として、地域通貨やコミュニティ決済プラットフォームなどのソリューションを提供しています。安全かつ低コストで運用可能な決済インフラの構築に強みを持っています。
発生の背景
地方自治体におけるデジタル化やキャッシュレス決済の導入ニーズが高まる中、地域経済を活性化させるための技術基盤の確保が急務となっていました。トラストバンク(チェンジ)は、地域に根差したサービスをさらに強化するため、信頼性の高いブロックチェーン技術を求めていました。このような背景から、分散型台帳技術に強みを持つOrbの買収を決定しました。
想定されるシナジー
- トラストバンク(チェンジ)が持つ全国の自治体ネットワークを活用し、Orbの分散型台帳技術を用いた地域通貨の導入を加速させます。
- ふるさと納税などの既存事業とブロックチェーン技術を組み合わせることで、より安全で透明性の高い地域決済サービスの構築を目指します。
- 両社の技術とノウハウを融合させることで、地方創生に向けた新たなデジタルインフラや行政サービスの共同開発を推進します。
まとめ
本M&Aは、地方創生を推進するトラストバンク(チェンジ)と、最先端の分散型台帳技術を持つOrbが融合する重要な契機となりました。約1.5億円の投資により、地域社会におけるデジタルシフトとキャッシュレス化がさらに促進されることが期待されます。今後、両社が連携して創出する新たな地域活性化ソリューションに注目が集まります。