こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2024年2月25日、フーバーブレインは教育業界のスタートアップであるCONVICTIONの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は約8,700万円となっています。この取り組みにより、両社はIT人材育成領域における新たな展開を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
フーバーブレインは、サイバーセキュリティ対策や業務効率化を支援するITソリューションを提供している企業です。主に中小企業向けに、安全で生産性の高い働き方を実現するためのサービスを展開しています。近年は、企業のDX推進を多角的に支援する事業の強化に注力しています。
CONVICTIONは、未経験者を即戦力のIT人材へと育成する教育事業を展開するスタートアップです。独自の教育カリキュラムと充実した指導体制を構築し、実践的なスキルを持つエンジニアの輩出に強みを持っています。IT業界へのキャリアチェンジを目指す受講生から高い支持を得ています。
発生の背景
現在、多くの企業でDXが推進される中、深刻なIT人材不足が社会的な課題となっています。このような背景から、未経験者を短期間で戦力化する教育プログラムへの需要が急速に高まっています。フーバーブレインは、自社のITソリューション事業とCONVICTIONの教育ノウハウを組み合わせることで、この課題の解決と事業拡大を目指しています。
想定されるシナジー
- フーバーブレインの顧客基盤に対して、CONVICTIONのIT教育カリキュラムを提供することで、企業のリスキリングや人材育成需要を取り込みます。
- CONVICTIONが育成した優秀なIT人材を、フーバーブレインのセキュリティやシステム開発事業へ活用し、グループ全体のエンジニア力を強化します。
- 両社のノウハウを融合させ、セキュリティ対策などの専門知識を組み込んだ高度なIT人材育成プログラムを共同で開発します。
まとめ
本M&Aは、ITソリューションを提供するフーバーブレインと、独自の教育体制を持つCONVICTIONが手を組んだシナジー効果の高い事例です。深刻化するIT人材不足という課題に対し、両社の強みを活かした新たな価値提供が期待されます。今後は、教育事業の拡大を通じて、グループ全体の企業価値向上を目指します。