こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2017年5月11日、クラウドワークスがgravieeを約6,100万円で買収したM&A事例です。本件は人材・HR業界における、クラウドソーシング事業の強化を目的とした買収となっています。両社の強みを融合させることで、さらなる事業拡大を目指しています。
買収企業と被買収企業の紹介
クラウドワークスは、日本最大級のクラウドソーシングプラットフォームを運営する企業です。個人と企業がオンラインで直接つながり、仕事を受発注できる仕組みを提供しています。多様な職種における新しい働き方のインフラとして、市場を牽引しています。
gravieeは、クラウドソーシング事業を展開するスタートアップ企業です。主にITエンジニアやクリエイターなどの専門人材を対象とした、案件紹介やマッチングサービスを提供しています。フリーランスが活躍できる環境づくりを支援するサービスとして知られています。
発生の背景
人材不足が深刻化するHR業界において、外部の専門人材を活用するクラウドソーシングの需要は急速に高まっています。このような市場環境のもと、クラウドワークスは自社プラットフォームのさらなる拡大と専門性の強化を模索していました。そこで、同領域で実績を持つgravieeをグループに迎えることで、成長の加速を図ったと考えられます。
想定されるシナジー
- クラウドワークスが持つ広範なプラットフォームにgravieeの専門的なノウハウを統合し、マッチングの精度を向上させます。
- 両社の顧客基盤や登録ユーザーを相互に活用することで、案件数および登録者数のさらなる拡大を図ります。
- ITエンジニアやクリエイター領域におけるサービス体制を強化し、多様化する企業の業務委託ニーズに柔軟に対応します。
まとめ
本件は、クラウドソーシング市場における大手企業が同領域のスタートアップを吸収し、事業基盤を強化したM&A事例です。約6,100万円という規模での買収を通じて、クラウドワークスは専門人材マッチングの体制をさらに強固なものにしました。今後のHR業界におけるフリーランス活用の進展に寄与する、戦略的な一手と言えます。