こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
クラウド人事労務ソフトを展開するSmartHRは、2026年1月12日、IT/DXコンサルティング事業を手掛けるKICK ZA ISSUEの買収を公表しました。本M&Aにおける買収金額は非公開となっています。この合意により、両社はそれぞれの強みを活かした新たな価値創造を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
SmartHRは、人事・労務の効率化からタレントマネジメントまでを支援するクラウド人事労務ソフト「SmartHR」を提供しています。多くの企業におけるバックオフィス業務のデジタル化を牽引し、働くすべての人の生産性向上に貢献しています。近年では、企業の組織改善や人材マネジメントを支援する機能の拡充にも注力しています。
KICK ZA ISSUEは、企業の課題解決に向けたIT/DXコンサルティングおよびアドバイザリーサービス事業を展開しています。高度な専門知識とノウハウを活かし、クライアント企業のデジタル変革を伴走型で支援しています。戦略策定から実行支援まで、幅広い領域で企業のIT化をリードする存在です。
発生の背景
近年、あらゆる業界でデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が急速に高まっており、単なるシステムの導入にとどまらない総合的なコンサルティング支援が求められています。SmartHRは自社サービスの提供に加え、顧客のDXをより深く支援するための体制強化を模索していました。このような背景から、IT/DX領域で高い専門性を持つKICK ZA ISSUEとの連携が合意に至りました。
想定されるシナジー
- SmartHRの顧客基盤に対して、KICK ZA ISSUEのIT/DXコンサルティングを提供することで、企業のデジタル変革をより強力に支援します。
- KICK ZA ISSUEのアドバイザリーノウハウを活用し、SmartHRのシステム導入や運用定着における顧客体験を向上させます。
- 両社の知見を融合させることで、人事労務領域にとどまらない、企業のバックオフィス全体を対象とした新たなDXソリューションの開発を目指します。
まとめ
本M&Aは、プロダクト力に強みを持つSmartHRと、コンサルティング力に強みを持つKICK ZA ISSUEが融合する重要な一歩となります。両社の連携により、企業のDX推進をより包括的かつ強力に支援する体制が整います。今後の両社によるシナジー創出と、市場における新たな価値提供が期待されます。