こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2025年8月11日、業務ソフト大手の弥生は、起業家向けメディアを展開する創業手帳の買収を公表しました。本買収の取引金額は非公開となっています。このM&Aにより、両社は創業期における事業者支援体制のさらなる強化を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
弥生は、個人事業主や中小企業を対象とした会計ソフト「弥生会計」などの業務ソフトの開発・販売・サービス提供を行っている企業です。バックオフィス業務の効率化を支援するクラウドサービスやサポート体制を強みとしています。
創業手帳は、起業家・経営者向けメディア事業を中心に事業を展開しているスタートアップです。起業直後の経営者に必要な情報やノウハウをまとめたガイドブックの提供などを通じて、創業期の事業者を多角的にサポートしています。
発生の背景
起業・創業期における事業者は、バックオフィス体制の構築や情報収集において多くの課題を抱えています。弥生が持つ強力な業務ソフトの基盤と、創業手帳が有する起業家との接点やメディア力を融合させることで、創業期の支援をより強固にするという戦略的背景があります。
想定されるシナジー
- 創業手帳のメディアを通じて、起業直後の経営者層に対して弥生の業務ソフトや支援サービスを早期かつ効果的に訴求します。
- 弥生が持つ豊富なバックオフィス支援の知見を活かし、創業手帳が提供するコンテンツや支援サービスの質をさらに向上させます。
- 創業期から成長期、安定期に至るまで、事業者のライフサイクルに合わせた一気通貫の支援体制を共同で構築します。
まとめ
本M&Aは、業務ソフトのリーディングカンパニーである弥生と、起業家支援メディアを持つ創業手帳による、創業期支援の強化に向けた重要な取り組みです。両社の強みを掛け合わせることで、日本の起業環境の活性化とスタートアップの成長加速に貢献することが期待されます。