こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2024年9月30日、総合人材サービスを展開するウィルオブ・ワークは、リファラル採用を支援するスタートアップであるリフカムの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は非公開となっています。この統合により、両社はHR領域におけるサービスラインナップの拡充と、さらなる事業成長を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
ウィルオブ・ワークは、人材派遣、人材紹介、業務委託など、幅広い人材ソリューションを全国規模で展開している企業です。販売、コールセンター、介護、製造など、多様な業界における人材不足の解消を支援しています。個人の成長を支援し、働くチャンスを広げる多様なサービスを提供しています。
リフカムは、社員のつながりを活かした「リファラル採用」を活性化するためのクラウドサービスを提供しているスタートアップです。企業の採用課題に対して、制度設計から社内周知、運用の定着までをシステムとコンサルティングの両面からサポートしています。これにより、ミスマッチの少ない質の高い採用活動の実現に貢献しています。
発生の背景
近年、労働人口の減少に伴い、多くの企業で優秀な人材の獲得が深刻な課題となっており、従来の求人広告に頼らない新しい採用手法への需要が高まっています。このような市場環境において、ウィルオブ・ワークが持つ広範な顧客基盤と、リフカムが培ってきたリファラル採用のノウハウを融合させることが、双方の成長に不可欠であると判断されました。HR市場における競争力強化と、多様化する企業の採用ニーズへ応えるために本合意に至りました。
想定されるシナジー
- ウィルオブ・ワークの既存顧客に対してリフカムのリファラル採用支援サービスを提案することで、クロスセルの実現と顧客単価の向上が期待されます。
- リフカムの強みであるリファラル採用のノウハウをウィルオブ・ワークの採用活動自体に導入し、自社の人材獲得効率を向上させます。
- 両社の技術と人材サービスにおける知見を組み合わせることで、新たなHRテックサービスの共同開発や既存機能の拡充を推進します。
まとめ
本M&Aは、総合人材サービスを展開するウィルオブ・ワークと、リファラル採用に強みを持つリフカムが手を組むことで、HR領域での新たな価値創造を目指すものです。両社の強みを掛け合わせることで、深刻化する企業の採用課題に対してより多角的なソリューションを提供することが可能になります。今後のHR市場における両社のシナジー創出と、さらなる事業拡大が期待されます。