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スタートアップのM&A DB:Moderna(米国)によるオリシロジェノミクスの買収/M&A事例

2026年6月12日

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M&A案件サマリー

買い手
Moderna(米国)
対象企業
オリシロジェノミクス
業界カテゴリ
バイオ
公開日
2023/1/3

こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。

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概要

2023年1月3日、米国のバイオテクノロジー企業であるModernaは、日本のスタートアップであるオリシロジェノミクスを買収することを公表しました。本買収の具体的な取引金額は非公開となっています。この買収により、Modernaは自社のmRNA医薬品開発および製造プロセスのさらなる強化を目指します。

買収企業と被買収企業の紹介

Moderna(米国)は、Modernaは、メッセンジャーRNA(mRNA)治療薬およびワクチンの開発をリードする米国のバイオテクノロジー企業です。同社は独自のmRNA技術プラットフォームを活用し、感染症、がん、希少疾患など幅広い領域における治療法の開発に取り組んでいます。特に新型コロナウイルスワクチンの迅速な実用化により、世界的にその高い技術力が知られています。

オリシロジェノミクスは、独自の無細胞DNA合成および増幅技術を持つ日本のバイオテクノロジー企業です。従来の遺伝子組み換え大腸菌を用いた方法に依存せず、試験管内で迅速かつ高精度に環状DNAを合成・増幅する革新的な技術を開発しています。この技術は、遺伝子治療や合成生物学の研究開発において重要な役割を果たしています。

発生の背景

mRNA医薬品の製造において、原料となるプラスミドDNAの迅速かつ安定的な供給は生産効率を左右する極めて重要な要素です。Modernaは、自社の製造プラットフォームにおける技術的なボトルネックを解消し、研究開発から商業生産までのリードタイムを短縮する戦略を進めていました。このような背景から、革新的なDNA合成技術を持つオリシロジェノミクスの獲得に至りました。

想定されるシナジー

  • オリシロジェノミクスの無細胞DNA合成技術を導入することで、ModernaのmRNA製造プロセスにおけるリードタイムが大幅に短縮されます。
  • 大腸菌を使用しないクローニング技術により、不純物の混入リスクを低減し、より高品質な医薬品原料の安定調達が可能になります。
  • Modernaが擁する広範なmRNA治療薬およびワクチンの開発パイプライン全体において、研究開発の効率化と加速が実現します。

まとめ

本買収は、ModernaがmRNA医薬品分野におけるリーディングカンパニーとしての優位性をさらに強固にするための戦略的な一手です。オリシロジェノミクスの革新的な技術が統合されることで、次世代の治療薬やワクチンの開発・供給スピードが飛躍的に向上することが期待されます。バイオテクノロジー分野における日米の技術融合を示す象徴的な事例と言えます。

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