こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2022年8月31日、TISはUI/UXデザインコンサルティングを展開するFixelの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は非公開となっています。TISの持つシステム開発力とFixelのデザイン力を融合させ、顧客企業のDX支援をさらに強化することを目的としています。
買収企業と被買収企業の紹介
TISは、幅広い業界の顧客に対してITシステムインテグレーションやアウトソーシングサービスを提供する大手ITソリューションプロバイダーです。豊富なシステム開発実績を持ち、企業のデジタルトランスフォーメーションを技術面から強力に支援しています。
Fixelは、Webサービスや業務システムのUI/UXデザインコンサルティングおよび開発支援を行うスタートアップです。ユーザー視点に立ったデザインシステムの構築や、プロダクトの体験価値を向上させるためのコンサルティングに強みを持っています。
発生の背景
近年、企業のDX推進において、システムの機能性だけでなくユーザーの使いやすさや体験価値(UI/UX)の重要性が急速に高まっています。システム開発の上流工程からデザイン思考を取り入れたいTISと、自社のデザインノウハウをより大規模なプロジェクトで活かしたいFixelの戦略が合致し、本合意に至りました。
想定されるシナジー
- TISのシステム開発力とFixelのUI/UXデザイン力を融合し、上流の設計から開発・運用まで一気通貫した高品質なサービスを提供します。
- FixelのUI/UXコンサルティングの知見をTISの幅広い顧客基盤に展開することで、新たなDX支援案件の創出を目指します。
- 両社のノウハウを組み合わせることで、使いやすさと技術的な安定性を兼ね備えた、市場競争力の高い新規プロダクトの共同開発を推進します。
まとめ
本M&Aは、システムインテグレーションとUI/UXデザインという双方の強みを掛け合わせることで、顧客のDXを強力に支援する体制を整えるものです。両社の連携により、技術とデザインが高度に融合した付加価値の高いソリューションの提供が期待されます。