こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2021年8月30日、トビラシステムズは広告ブロックサービスを展開する280blockerの買収を公表しました。本M&Aの買収金額は非公開となっています。トビラシステムズが持つセキュリティ技術と280blockerの広告ブロック技術を融合させ、より安全で快適なインターネット環境の提供を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
トビラシステムズは、迷惑電話や迷惑SMSなどを検知・遮断するフィルタリングサービスを開発・提供している企業です。独自のデータベースを用いた高度なセキュリティソリューションを展開し、モバイルや固定電話、ビジネス向けに安心・安全な通信環境を提供しています。
280blockerは、主にスマートフォン向けにインターネット上の不要な広告を遮断する広告ブロックサービスを提供しています。ユーザーがWebサイトやアプリを快適に閲覧できるようにするためのコンテンツブロック技術に強みを持っています。
発生の背景
インターネットの普及に伴い、不適切な広告やフィッシング詐欺につながる悪質なコンテンツへの対策が急務となっています。ユーザーのプライバシー保護やセキュリティ強化への関心が高まる中、両社の技術を統合することで、より包括的なユーザー保護を実現する狙いがあります。
想定されるシナジー
- トビラシステムズの迷惑情報フィルタリング技術と280blockerの広告ブロック技術を組み合わせることで、新たなセキュリティサービスの開発が期待されます。
- 280blockerの持つ一般ユーザー向けアプリの運営ノウハウを取り込み、トビラシステムズのBtoC領域におけるサービスラインナップを拡充します。
- 両社のデータベースや技術知見を統合することで、悪質なWebサイトや広告への検知精度をさらに向上させることが可能になります。
まとめ
本M&Aは、迷惑情報対策の先駆者であるトビラシステムズが、広告ブロック領域の強みを持つ280blockerを傘下に収める重要な一歩となりました。両社のシナジーにより、ネット上の脅威や不快なコンテンツからユーザーを守る新たな価値の創出が期待されます。今後、より安全で快適なデジタル社会の実現に向けたシナジーの具現化が注目されます。