こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2020年8月25日、Sansanはログミーの買収を公表しました。本買収における取引金額は非公開となっています。このM&Aを通じて、Sansanはビジネス情報プラットフォームとしての価値をさらに高めることを目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
Sansanは、クラウド名刺管理サービスを中心に展開する企業です。名刺を起点としたビジネスデータベースの構築や、働き方の変革を推進する各種ソリューションを提供しています。ビジネスにおける出会いや人脈の価値を最大化するサービスとして、多くの企業に導入されています。
ログミーは、イベントや記者会見、決算説明会などのスピーチ内容を全文書き起こして記事化するメディアを運営しています。ビジネスパーソン向けに信頼性の高い一次情報をテキスト形式で届けるユニークな事業モデルを展開しています。有益な情報を効率的に収集できるメディアとして、高い支持を得ています。
発生の背景
ビジネスシーンにおける情報収集のデジタル化が進む中、信頼性の高いコンテンツの重要性がますます高まっています。Sansanはビジネスデータベースのさらなる強化を、ログミーはメディアとしての成長と事業基盤の強化を模索していました。このような両社の戦略的な方向性が一致したことが、今回のM&Aの背景にあります。
想定されるシナジー
- Sansanが持つ広範なビジネスネットワークとログミーの書き起こしメディアを連携させることで、新たなビジネスコンテンツの創出が期待されます。
- ログミーが保有する企業の決算説明会などのテキストデータをSansanのデータベースに統合することで、提供するビジネス情報の価値が向上します。
- 両社の顧客基盤を相互に活用することで、広告事業や企業のPR支援におけるクロスセルの機会が拡大します。
まとめ
本M&Aは、ビジネスデータベースを展開するSansanと、一次情報を強みとするメディアを運営するログミーによるシナジーを狙ったものです。両社の強みを融合させることで、ビジネスパーソンにとってより付加価値の高い情報インフラの構築が進むと期待されます。今後のビジネスメディアおよびデータベース市場における両社の展開が注目されます。