こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2020年3月、ヘルスケア分野でデータプラットフォームを展開するJMDCは、WEB問診システムを提供するflixyの買収を公表しました。本件は医療現場のデジタル化を強力に推進するためのM&Aであり、買収金額は非公開とされています。
買収企業と被買収企業の紹介
JMDCは、医療ビッグデータの蓄積および分析を行うヘルスケア企業です。健康保険組合や医療機関向けにデータ利活用サービスを提供し、持続可能なヘルスケアシステムの実現を目指しています。
flixyは、医療機関向けのWEB問診システムを開発・提供するスタートアップです。患者がスマートフォン等で事前に入力した問診データを電子カルテと連携させることで、診療の効率化を支援しています。
発生の背景
医療業界では、医師の働き方改革や業務効率化に向けたDX(デジタルトランスフォーメーション)が急務となっています。JMDCは自社のデータ事業を強化するため、患者と医療機関の接点となるデジタル技術を持つflixyとの連携を選択しました。
想定されるシナジー
- JMDCが保有する豊富な医療ビッグデータとflixyのWEB問診データを連携し、新たなデータ分析サービスを創出します。
- 医療機関に対してWEB問診システムの導入を共同で推進し、診療現場のペーパーレス化や業務効率化を加速させます。
- 患者の受診前から受診後までを一貫してサポートする、利便性の高いデジタルヘルスケアプラットフォームを構築します。
まとめ
本M&Aは、医療データの利活用を強みとするJMDCと、現場のDXを支援するflixyの技術が融合した好事例です。両社の連携により、医療従事者の負担軽減と患者の利便性向上を同時に実現するヘルスケアサービスの発展が期待されます。