こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2020年1月23日、GFAはコンセプト型宿泊施設を運営するアトリエブックアンドベッドの買収を公表しました。本買収の取引金額は非公開となっています。観光・インバウンド業界における新たな事業展開を狙ったM&A案件です。
買収企業と被買収企業の紹介
GFAは、不動産流動化事業や不動産投資顧問業を中心に、金融やITなど幅広い領域で事業を展開する企業です。近年は不動産を軸に、新たなサービスやコンテンツを融合させた事業の拡大を進めています。
アトリエブックアンドベッドは、「泊まれる本屋」をコンセプトにしたユニークな宿泊施設などを運営するスタートアップです。単なる宿泊場所の提供にとどまらず、体験型の価値を提供するコンセプト型宿泊施設として、国内外の観光客から高い人気を集めています。
発生の背景
訪日外国人観光客の増加に伴い、観光・インバウンド市場では多様化する宿泊ニーズへの対応が求められていました。GFAは不動産事業の強みを活かしつつ、独自性の高いコンテンツを持つ宿泊事業へ参入することで、さらなる成長を目指す背景がありました。
想定されるシナジー
- GFAが有する不動産開発のノウハウを活かし、アトリエブックアンドベッドのコンセプト型宿泊施設の新規出店や多店舗展開を加速させます。
- 「泊まれる本屋」という強力なブランド力を活かし、GFAの不動産ポートフォリオの価値向上や新たな顧客層の開拓を図ります。
- 観光・インバウンド需要の取り込みにおいて、両社の強みを融合させた新しい体験型不動産サービスの開発を推進します。
まとめ
本M&Aは、不動産ビジネスを展開するGFAと、独自の体験価値を提供するアトリエブックアンドベッドが融合する好例です。観光・インバウンド市場の活性化を見据え、両社の強みを活かした新たな宿泊・ライフスタイル事業の展開が期待されます。