こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2020年1月19日、教育大手のベネッセホールディングスが、英語教育事業を展開するスタートアップであるスタディーハッカーの買収を公表しました。本件の買収金額は非公開となっています。このM&Aにより、両社は教育分野における新たな価値創造と事業拡大を目指します。
買収企業と被買収企業の紹介
ベネッセホールディングスは、通信教育「進研ゼミ」をはじめ、学校向け教育サービスや塾・予備校事業などを多角的に展開する国内大手の教育企業です。幼児からシニアまで幅広い世代を対象に、学びと成長を支援する多様なサービスを提供しています。近年はデジタル技術を活用した教育サービスの拡充や、新たな教育領域の開拓に注力しています。
スタディーハッカーは、第二言語習得研究などの科学的なアプローチに基づいた英語パーソナルジムなどの英語教育事業を運営するスタートアップです。受講生の課題に合わせた個別最適な英語学習指導に強みを持っています。また、効率的な勉強法や学びに関する情報を発信するWebメディアの運営も行っています。
発生の背景
グローバル化の進展や教育改革に伴い、より実践的かつ効率的な英語学習への需要が急速に高まっています。ベネッセホールディングスは、既存の教育サービスに加え、社会人向けや高度な英語教育領域の強化を模索していました。このような背景から、科学的根拠に基づいた英語指導で高い実績を持つスタディーハッカーとの連携が合意に至りました。
想定されるシナジー
- ベネッセホールディングスの広範な顧客基盤やブランド力を活かし、スタディーハッカーの英語学習サービスの認知度向上と受講者数の拡大を図ります。
- スタディーハッカーが持つ科学的な英語学習メソッドやノウハウを、ベネッセホールディングスの既存の教育プログラムや教材開発に統合・応用します。
- 両社のリソースを組み合わせることで、社会人や学生向けに、より個別最適化された高品質な英語教育サービスの共同開発を進めます。
まとめ
本M&Aは、教育業界のリーディングカンパニーと、科学的アプローチで急成長する英語教育スタートアップによる強力なパートナーシップです。ベネッセホールディングスの強固な事業基盤とスタディーハッカーの専門的な指導ノウハウが融合することで、日本の英語教育市場における競争力がさらに高まることが期待されます。