こちらではウェブサイトの情報を元にしたスタートアップのM&A/買収事例に関するシナジーや背景などを掲載しております。掲載情報に内容などはリサーチした段階での情報ですので詳細は各社のウェブサイトをご確認ください。FIRST CVCでは他にも多くのスタートアップのM&Aに関する情報を提供していますので、ご確認ください。
概要
2019年12月17日、通信事業を展開するQtnetは、e-sportsチームを運営するスタートアップである戦国の買収を公表しました。本買収の取引金額は非公開となっています。このM&Aにより、Qtnetは成長著しいeスポーツ分野への本格参入を果たしました。
買収企業と被買収企業の紹介
Qtnetは、九州地域を基盤に光ブロードバンドサービス「BBIQ」などの通信事業を展開する企業です。高品質な通信インフラの提供を通じて、地域の情報化や快適な暮らしの実現に貢献しています。近年では、通信技術を活かした新たなビジネス領域の開拓にも注力しています。
戦国は、プロeスポーツチームを運営するエンターテインメント分野のスタートアップです。国内外の大会で活躍する選手を擁し、eスポーツの普及やファンコミュニティの形成に努めています。若年層を中心に高い支持を集めており、地域に根ざした活動を展開しています。
発生の背景
近年、eスポーツ市場は世界的に急成長を遂げており、日本国内でも新たなエンターテインメントとして注目が高まっています。Qtnetは自社の強みである高速・大容量の通信インフラを活かせる新領域を模索しており、地元九州を拠点に活動する戦国との連携が合致したことが背景にあります。
想定されるシナジー
- Qtnetの高速通信インフラを活用することで、戦国の選手やファンに対してより快適なオンラインゲームや配信環境を提供できます。
- 両社の強みを融合させ、九州エリアを中心としたeスポーツイベントの開催や地域活性化の取り組みを推進します。
- Qtnetの顧客基盤と戦国の若年層ファン層を掛け合わせることで、新たなサービス開発や相互のブランド価値向上を図ります。
まとめ
本M&Aは、インフラ企業とeスポーツスタートアップという異業種間の強力なシナジーを目指す先進的な事例です。地域に根ざした両社が手を組むことで、九州から世界へ向けたeスポーツカルチャーの発信が期待されます。今後、通信技術とエンタメが融合した新しい価値創造が進むと考えられます。