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CATALYST 特集

精神疾患のMRI診断補助技術を開発する注目スタートアップ

精神疾患の診断は医師の問診による主観的な判断に依存しがちであり、客観的な診断指標の確立が求められています。本特集では、脳神経科学やAI技術を活用し、MRI画像などから精神疾患の診断を補助する技術を開発する注目のスタートアップを紹介します。

掲載 1最終更新: 2026年6月11日

精神疾患の診断は、従来、医師による問診や患者の主観的な症状報告に依存する部分が大きく、客観的な指標に基づいた診断技術の確立が長年の課題とされてきました。近年、脳科学とデジタル技術の進歩に伴い、MRIなどの画像診断データと人工知能(AI)を組み合わせることで、脳の機能や構造から精神疾患の兆候を客観的に捉えようとするアプローチが注目を集めています。

本特集では、脳活動の可視化技術とAI解析を融合させ、精神疾患の客観的な診断補助に挑むスタートアップの取り組みを紹介します。特に、安静時の脳活動データから疾患の可能性を数値化し、医療現場における意思決定を支援する最新の医療機器プログラムの動向に焦点を当てます。

客観的なデータに基づく新たな診断アプローチは、精神医療の現場における診断の精度向上や、患者一人ひとりに適した治療選択への貢献が期待されています。最先端のテクノロジーがもたらす精神疾患診断の未来と、その社会実装に向けた具体的な歩みについて解説します。

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株式会社XNef

脳神経科学とAI技術で、主観に依存しない診断補助の実現を目指す

安静時fMRIとAIを融合した「脳回路マーカー」技術を開発。約10分間のfMRI撮像データから脳内379領域間の活動相関を計算し、AIモデルを用いてうつ病の可能性を数値化して医師に提供します。この技術を用いたプログラムは、2025年3月にクラスIIのプログラム医療機器として厚生労働省より薬事承認を取得しており、客観的な精神疾患診断の社会実装を推進しています。

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