CATALYST 特集
衛星地上局GSaaS(Ground Segment as a Service)の注目スタートアップ
人工衛星の運用に不可欠な地上局インフラをクラウド経由で提供する「GSaaS(Ground Segment as a Service)」。本特集では、衛星通信の効率化やコスト削減に貢献する地上局ネットワークサービスを展開する注目のスタートアップを紹介します。
宇宙開発の活発化に伴い、人工衛星と地上を結ぶ通信インフラである「地上局」の需要が世界規模で急増しています。しかし、自社で地上局を建設・維持するには莫大なコストと運用負荷がかかるため、多くの衛星運用者にとって大きな障壁となっています。また、衛星の軌道に合わせて世界各地に通信拠点を確保する必要があることも、運用の難易度を上げる要因です。
この課題を解決するアプローチとして注目されているのが、地上局をクラウド経由でサービスとして利用できる「GSaaS(Ground Segment as a Service)」です。GSaaSは、衛星運用者が初期投資を抑えつつ、必要な時に必要な場所で通信を確保できる柔軟な仕組みを提供し、宇宙ビジネスの参入障壁を大幅に下げています。
本特集では、このGSaaS領域において、独自のプラットフォーム技術を用いて世界中の地上局をネットワーク化し、効率的な宇宙通信インフラを構築する注目のスタートアップを紹介します。アセットを持たない柔軟なビジネスモデルや、異なる仕様の地上局を統合する技術力など、次世代の宇宙通信を支えるアプローチに迫ります。
株式会社インフォステラ
We connect Earth and Space to empower the future(地球と宇宙をつなぎ、未来を力強くする)
自社でアンテナを保有しない「アセットライト」なモデルを採用し、競合のネットワークをも統合する「ネットワーク・オブ・ネットワーク」戦略を展開しています。仕様の異なる世界中の地上局をソフトウェアで仮想化・標準化する独自のクラウドプラットフォームを開発。これにより、効率的な地上局の共同利用を実現しています。将来的には次世代の光衛星通信への対応も視野に入れ、技術的優位性の維持を目指しています。
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