特集一覧へ

CATALYST 特集

衛星レーザー通信・宇宙レーザー技術の注目スタートアップ特集

宇宙ビジネスの急速な発展に伴い、スペースデブリ除去や高精度な地球観測(ライダー)などを実現する宇宙レーザー技術への注目が高まっています。本特集では、独自の宇宙用レーザー技術や産業用パワーレーザー技術を開発し、宇宙産業の未来を切り拓く注目のスタートアップ企業を紹介します。

掲載 2最終更新: 2026年6月11日

宇宙開発の急速な進展に伴い、宇宙空間におけるレーザー技術の活用に大きな注目が集まっています。特に、軌道上に存在する宇宙デブリの除去や、衛星を用いた高精度な地球観測(ライダー)など、次世代の宇宙インフラを支える技術としてレーザーの重要性が高まっています。しかし、宇宙環境でレーザーを実用化するためには、限られたリソース内での小型・軽量化や低コスト化、さらには過酷な環境下でも安定して高い出力を維持できる制御技術の確立など、多くの技術的課題を克服しなければなりません。

本特集では、こうした宇宙レーザー領域の課題に挑む、国内の最先端スタートアップ2社を紹介します。理化学研究所・大阪大学レーザー科学研究所やスカパーJSATで培われた技術的基盤を背景に、高出力・小型・低コストを同時に実現するアプローチや、AIと高速制御を組み合わせた独自のビーム結合技術など、世界レベルのブレークスルー技術を持つ各社の取り組みと、その応用可能性について解説します。

1

株式会社Orbital Lasers

衛星レーザー技術で革新的な価値を創造し、宇宙大航海時代における新たな未来を切り拓く

理化学研究所と共同開発した、高出力・小型・低コストを両立する宇宙用レーザー技術を擁しています。この技術を応用し、非接触で対象物の軌道を変化させてデブリを除去する「レーザーアブレーション方式」の開発や、小型レーザーを衛星コンステレーションに搭載して広範囲の3Dデータを低コストで継続取得する衛星ライダー事業を展開しています。

株式会社Orbital Lasersの詳細データを見る
2

株式会社パワーレーザー

パワーレーザーが未来を拓く

大阪大学レーザー科学研究所の技術を基盤に、複数のレーザー光を合成して高出力を得る「コヒーレントビーム結合(CBC)技術」を開発しています。AIや高度なアルゴリズム、FPGAを用いた高速かつ知的な制御により、従来困難だった安定した高出力化を実現。宇宙デブリ除去や核融合といった大規模な応用市場の開拓を目指しています。

株式会社パワーレーザーの詳細データを見る

気になる企業は見つかりましたか?

CATALYSTでは、この特集に掲載した企業を含む国内スタートアップの事業内容・資金調達データを 検索・比較できます。

スタートアップを検索する

関連特集

宇宙デブリ除去に挑む注目スタートアップ特集

宇宙開発の活発化に伴い深刻化する宇宙デブリ(宇宙ゴミ)問題の解決に向けて、革新的な技術開発を進めるスタートアップ企業を紹介します。レーザーを用いたデブリ除去技術や、デブリの発生を防止する装置の開発など、持続可能な宇宙利用の実現に貢献する注目の企業をまとめています。

2

レーザー核融合の注目スタートアップ

次世代のクリーンエネルギーとして期待されるレーザー核融合技術。本特集では、独自のレーザー技術や炉開発を通じてエネルギー問題の解決に挑む、国内外の注目スタートアップ企業を紹介します。最先端の技術開発と産業応用の動向を探ります。

3

核融合発電の注目スタートアップ特集

脱炭素社会の実現に向け、究極のクリーンエネルギーとして期待される核融合発電(フュージョンエネルギー)。本特集では、独自の核融合炉開発や関連技術の社会実装に挑む注目のスタートアップ企業を紹介します。国内外で研究開発を加速させる企業の最新動向に迫ります。

7

宇宙ビジネスの注目スタートアップ特集

民間企業による宇宙開発や商業利用が活発化する中、日本の宇宙ビジネスを牽引するスタートアップに注目が集まっています。本特集では、ロケット開発や人工衛星の製造・運用、宇宙通信インフラ、月面探査など、独自の技術で宇宙産業の発展に貢献する注目のスタートアップ企業を紹介します。

10